タトゥーを入れたい、その気持ちを
知識で支える
はじめてのタトゥーから二回目以降まで、スタジオ選び・デザイン・施術・アフターケア、エフェメラルやジャグアについての記事を集めました。一次情報と科学的な裏付けをもとに、後悔のないタトゥーのための知識をまとめています。

タトゥーインクの青と緑、EUはなぜPB15:3とPG7を制限したのか
2023年1月4日、EUで青の顔料PB15:3と緑の顔料PG7がタトゥーインクに使えなくなりました。一次資料によると、制限の理由は、健康リスクを否定できるだけのデータが不足していたことでした。提案から施行まで7年の経緯をたどります。

ブラックアンドグレーとブラックワークの違いを生む黒の使い方
黒を基調にしたタトゥーには、大きく分けて二つの流れがあります。柔らかな陰影で描くブラックアンドグレーと、黒のベタ塗りで魅せるブラックワークです。技法と文化の背景から、二つの違いと自分に合う選び方を紹介します。

赤インクのタトゥーはアレルギーが出やすい?数字で見る本当のリスク
赤インクは皮膚反応が多いと言われますが、どのような根拠があるのでしょうか。5,914人の住民調査や皮膚生検104検体の分析など、分母のあるデータで赤インクの反応の頻度と顔料の中身を確かめ、症状が出たときの見分け方と対処までお伝えします。

タトゥーの作風にはどんな種類がある?見た目で選ぶスタイル案内
太い線か、細い線か。色を重ねるか、黒の濃淡か。タトゥーの作風は数多くありますが、見分けるポイントはそれほど多くありません。和彫りからファインラインまで代表的な系統を紹介し、自分の好みに近い作風の絞り込み方を案内します。

タトゥーは医療行為なのか、2020年最高裁決定が示した答え
タトゥーを彫るのに医師免許は必要なのか。この問いに2020年、最高裁が答えを出しました。彫師が刑事裁判にかけられた経緯から、決定後に国が出した通知、アートメイクとの扱いの違いまで、タトゥーを受ける人の目線で説明します。

「タトゥーを入れる人は頭が悪い」説を研究データで確かめる
X(旧Twitter)では「タトゥー保有者は知能が低い」という趣旨の主張を見かけることがあります。本当にそうなのでしょうか。知能の直接測定、学歴、性格、雇用と収入に関する海外の調査データを出典付きで確認し、この主張のどこに飛躍があるのかを冷静に検証します。

医師のタトゥーは信頼を損なうのか。救急外来で分かったこと
医師にタトゥーがあると、患者の信頼は下がるのでしょうか。米国の救急外来では、一時的な模擬タトゥーや模擬ピアスを付けた医師への患者評価を、実際の診療の後に測った査読論文があります。診療後の評価では統計的な差が出ず、写真だけを見せた別の調査では、タトゥーのある提供者がより高く評価されることはありませんでした。調べ方によって結果が変わるデータを、出典付きで見ていきます。

タトゥーがあると就職できないのか。法律と採用実務を一次情報で確かめた
「タトゥーがあると就職は無理」という話をよく聞きます。しかし法律の条文や公開されている採用基準を確認すると、実態はもっと細かく分かれています。採用の自由を示した判例の考え方、職業安定法の個人情報ルール、警察官・自衛官の採用基準、就業規則の仕組みをたどりました。判断が組織ごとに分かれる理由と、志望先の基準を自分で確かめる方法もまとめています。

タトゥーが多い国はどこか、18カ国調査の数字を確かめる
2018年に18カ国の計9,054人が答えた調査では、タトゥー保有率が最も高かったのはイタリアでした[8]。ただし同じイタリアでも、一般人口への全国調査では推定12.8%という別の数字があります[9]。ランキングの出どころを一つずつ確かめながら、数字が調査によってどう変わるのか、日本の状況と何が違うのかをたどります。

タトゥーの麻酔は効くのか。種類・現実・日本の法律を医師監修で解説
「麻酔をすれば痛くないですか?」これはタトゥーでよく聞かれる質問です。麻酔の方法によっては痛みを感じなくなることがありますが、塗る麻酔で施術中ずっと無痛になるとは保証できません。薬の選択に加え、誰がどのような体制で扱うかも重要です。私たちは医療機関 inklinic と連携し、医師の管理下で麻酔を扱う立場から、麻酔の種類と効果の限界、日本の法律上の注意点を、一次資料・公的資料・学会の情報をもとに医師監修でお話しします。