FOR CLIENTS / はじめての方へ
受ける前の、
よくある疑問
「消える期間」「痛み」「安全性」「料金」など、はじめての方からよく聞かれる質問をまとめました。 仕組みをもっと詳しく知りたい方は完全解説ページもどうぞ。
Q01どのくらいで消えますか?
現在の公式表記では、1年以内に退色する人は一部で、多くは2年以内、98%は3年以内に退色すると案内されています。消えるスピードや最終的な残り方には、体質・部位・デザインの密度・施術の深さなどによる個人差があります。「必ず予定どおりに完全に消える」と保証されたものではなく、最大3年程度の幅を見て選ぶのが正確です。
Q02痛みは普通のタトゥーと違いますか?
針で真皮に入れる本物のタトゥーなので、痛みは通常のタトゥーと基本的に同程度です。部位やサイズによって感じ方は変わります。
Q03シールやヘナと何が違うの?
シールやヘナは皮膚の表面を染める/貼るものです。エフェメラルは針で真皮に色素を入れる本物のタトゥーなので、線の繊細さや立体感を出せます。
Q04仕上がりはどう見えますか?
入れた直後は通常のタトゥーと同じくはっきり発色します。時間の経過とともに、少しずつ薄れていきます。
Q05完全に治って本来の色味になるまでどのくらいかかりますか?
施術直後がいちばん濃く見え、1〜2週で表面のかさぶたや皮むけが落ち着き、いったん「ぼんやり薄く」見える時期があります。約1か月でだいたい本来の発色に落ち着き、2〜3か月かけて最終的な見え方になります。
Q06色が抜けていく途中でムラになりますか?
海外の体験談ではムラになりやすいと報告されています。塗りつぶしの中心から先に薄くなる・輪郭だけ残る・線の太い部分だけ濃く残る、といったパターンがあります。一様にきれいに消えるとは限らない、という前提でデザインを選ぶのが安心です。
Q07体のどこに入れるかで消える早さは変わりますか?
変わると報告されています。内腕・肋・胸元など体幹に近く新陳代謝が活発な部位は比較的早く薄くなりやすく、手首・足首・太ももなど末端寄りはゆっくり消える傾向があります。摩擦の多い部位(手・足)も早く薄くなりやすいです。
Q08日焼けすると早く消えますか?
強い紫外線は通常のタトゥーと同様に色素を分解しやすくします。ただし、日焼けサロンや長時間の直射日光は色ムラや皮膚ダメージの原因になるため、SPF 30以上の日焼け止めで保護することをおすすめしています。「早く消すために日焼けする」のは推奨していません。
Q09肌の色が濃いめでも入りますか?見えますか?
施術自体は問題なくでき、メラニンが多い肌でもデザインは見えます。ただ、肌のトーンとのコントラストの出方は人によって違うため、細い線よりやや太めの線のほうが見やすい傾向があると報告されています。色素沈着のリスクは通常タトゥーと同様です。
Q10もし思ったより消えなかったらどうなりますか?
まずは時間をかけて経過を見るのが基本です。公式表記では最大3年程度の幅が示されていますが、海外では3年以上うっすら残ったという体験談もあります。気になる場合は、薄くなるのを待つ・十分に薄くなった段階で通常のタトゥーを重ねる・医療機関に相談するなどの選択肢があります。赤み・かゆみ・痛み・盛り上がりなどがある場合は、施術スタジオだけでなく皮膚科にもご相談ください。
Q11消えるのを早める方法はありますか?
確実に早める方法は今のところありません。ピーリングや強い摩擦で「消そうとする」セルフケアはおすすめしていません。皮膚を傷つけ、色ムラや色素沈着の原因になるためです。気になる場合は皮膚科やスタジオにご相談ください。
Q12レーザーで消すことはできますか?
エフェメラルは自然に退色する前提のインクで、公式にも退色を早める方法としてレーザー除去は推奨されていません。通常のタトゥー用レーザーでどの程度反応するか、必要回数や副作用がどうなるかは、普通のタトゥーとは異なる可能性があります。検討する場合は自己判断で進めず、成分や施術時期を伝えたうえで、皮膚科やレーザー治療の経験がある医療機関に相談してください。
Q13上から普通のタトゥーで隠せますか(カバーアップ)?
技術的には可能で、海外スタジオでもエフェメラルが十分に薄くなった段階で上から本タトゥーを入れる事例があります。エフェメラル側の色素は時間とともに薄くなり続けるので、しばらくはデザインがにじんで見える時期がある点に注意が必要です。具体的な可否は施術者にご相談ください。
Q14料金はどのくらいですか?
スタジオ・サイズ・デザインによって変わります(エフェメラルは A5 以下・ブラックインク・一部スタイルが対象です)。最終的な金額は必ずアーティストにご確認ください。
関連値段の考え方
Q15値段は普通のタトゥーと比べて高いですか?
専用インクを使い、正規の取り扱い・講習を受けた施術者が対応するため、通常のタトゥーより高めになることがあります。ただし日本での料金はスタジオ・サイズ・デザインで大きく変わります。公開FAQでは一律の倍率ではなく、各スタジオの見積りツールまたは公式LINEで確認する案内にしています。
Q16安全性は大丈夫ですか?
鉛や水銀などの重金属を主成分にしない設計で、放射線治療のマーカーとしての臨床試験の実績もあります。一方で、針で皮膚に入れる以上、感染やアレルギーなど通常のタトゥーと同じリスクはあります。詳細は完全解説ページへ。
Q17アレルギーは出ますか?
エフェメラルに限らず、どんなタトゥーでもアレルギー反応が出る可能性はゼロではありません。一般のタトゥーでは赤系インクの色素(アゾ系色素など)が最も反応しやすいとされます。一方でエフェメラルのインクは、安全性データシート(SDS)の分類上『皮膚感作性物質(アレルギーを起こす物質)には分類されない』とされ、鉛・水銀などの重金属も配合されていません。色素を包む生分解性ポリマー(PLGA)も、溶ける手術用縫合糸などで使われてきた免疫反応を起こしにくい素材です。ただし『分類されない=誰も反応しない』ではないため、ニッケル・アクリレート(医療用パッチの粘着剤)・生分解性ポリマーにアレルギーのある方や妊娠中の方は施術を避けることが推奨されます。詳細は完全解説ページへ。
Q18パッチテスト(アレルギーテスト)はできますか?
通常のタトゥーインク同様、アレルギー反応がゼロではありません。心配な方は、目立たない場所に小さなドットを1〜2点だけ先に入れて反応を見るスタイルが現実的です。皮膚アレルギーの既往がある方は、事前に皮膚科や施術者にご相談ください。
Q19白いポツポツ(ぶつぶつ)が出ることはありますか?
治りかけの時期に、タトゥーの上へ小さな白いポツポツ(点状の盛り上がり)が出ることがあります。これはエフェメラル特有の現象ではなく通常のタトゥーでも見られるもので、多くは『稗粒腫(はいりゅうしゅ)』と呼ばれる、皮膚が傷を治す過程でできる小さな角質の袋です。痛みやかゆみを伴わないことが多く、ほとんどは数週間〜数か月で自然に落ち着きます。ただし、強いかゆみ・痛み・じくじくした浸出液をともなったり、盛り上がりが長引いたりする場合は、アレルギーや感染の可能性もあるため、自己判断せず医療機関を受診してください。詳細は完全解説ページへ。
Q20妊娠中・授乳中でも入れられますか?
おすすめしていません。エフェメラルの安全性臨床試験でも妊娠中・授乳中の方は対象から除外されています。妊娠期はホルモン変化で皮膚反応やアレルギーが出やすく、感染リスクの観点からも避けるのが一般的です。出産・授乳が落ち着いてからの施術をご検討ください。
Q21未成年でも入れられますか?
施術しません。エフェメラル本社も「通常のタトゥーと同じルール」を採用しており、日本の代理店としても18歳未満の方への施術はお断りしています。
Q22MRIや空港のセキュリティで反応しますか?
金属顔料を含まない設計のため、空港の金属探知機で反応するという報告は確認されていません。MRIについても重金属由来の発熱・アーチファクトの懸念は通常タトゥーより低いと考えられますが、検査前は念のため施術歴を伝えてください。
Q23消えた色素は体のどこに行くのですか?
皮膚の中で少しずつ細かく分解され、免疫細胞に取り込まれてリンパなどを経由して体外に排出されると説明されています。通常のタトゥーインクでもリンパ節に色素が一部移行することが知られていますが、エフェメラル特有の長期影響については研究データがまだ限られています。詳細は完全解説ページへ。
Q24どこで受けられますか?
日本各地の取り扱いスタジオを、一覧と地図から探せます。気になるアーティストに直接ご相談ください。
FOR ARTISTS / 彫り師・アーティスト向け
少しだけ、
入れるコツがいるインク
通常のインクとほぼ同じ手技で入れられますが、性質上少しだけコツが要ります。ここでは施術のポイントの概要をご紹介します。
Q01通常のインクと入れ方は違いますか?
手技そのもの(針で真皮に色素を入れる)は同じですが、通常のインクより少し入りにくく、コツが要ります。色素を生分解性ポリマーの殻で包んでいるぶん粒子が大きく、真皮に留めるには「針が皮膚を刺す回数」を通常より多めにするのがポイントです。昔のホワイト(白インク)をしっかり入れるのに苦労した、そんな経験のある彫り師さんなら、感覚はすぐに掴めるはずです。
Q02どんなデザインが向いていますか?
基本はドットとライン主体をおすすめしています。広いベタ塗りは打ち込みが強くなり、皮膚に微細な傷が残りやすいうえ、エフェメラルは時間とともに色が抜けるため、色が消えた後に傷だけが目立ってしまいます。肌を傷つけない範囲のシェーディングであれば併用も可能です。事前カウンセリングで「太い塗り潰しは長く残ることがある」と一言添えておくと、後のトラブルが減ります。
Q03インクの取り扱いで気をつけることは?
使う前に3分ほどしっかり振ることをおすすめしています。カップに出した分は1時間以内に使い切るのが目安です。
Q04インクはどうやって混ぜますか?
粉状のインクと付属の溶解液を、シリンジを使って混ぜ合わせて使います。粉と液体それぞれの容器のキャップを外し、液体の入ったシリンジを粉の容器にねじ込み、漏れがないことを確かめてから振り混ぜ、シリンジでゆっくり吸い上げてインクカップに移します。詳しい手順書はインク仕入れ時にお渡ししています。
Q05色を混ぜたり、薄めて使ったりしてもよいですか?
公式の運用としては、付属の溶解液で指定どおりに調合し、混色や水での希釈は推奨されていません。色ごとに粒子設計と分解スピードが異なるためです。グラデーションや薄い表現は、通常のタトゥーと同様に施術者の技術によります。
Q06未開封・開封後のインクはどのくらい保ちますか?
粉末と溶解液は密封のまま、直射日光を避けた涼しい場所(35℃以下)で保管してください。調合したインクはその場で使い切りが基本で、保存はしません。具体的なロットの使用期限はパッケージ表記と代理店からの案内に従ってください。
Q07マシン設定や針構成の考え方は?
ロジックは、通常のタトゥーより「針が皮膚に入る総回数」を意識して、インクを真皮に安定して留めることです。エフェメラルは粒子設計が通常インクと異なるため、浅すぎると抜けやすく、強く入れすぎると傷やムラにつながります。皮膚をしっかり伸ばし、深さ・スピード・インクの入り具合を目で確認しながら、同じ箇所への不要な往復は避けてください。具体的な電圧・ストローク・針構成・手の動かし方は、肌質やデザインによって変わるため技術講習でお伝えしています。
Q08リタッチ(タッチアップ)は入れていいですか?
本国スタジオでは施術後30〜60日のタッチアップを推奨しています。完全に消えた後の「もう一度同じデザイン」は、新規施術として再度入れることが可能です。長期に残ってしまったケースへの「足し彫り」は、にじみや色ムラの原因になりやすいため、安易に重ねないことをおすすめします。
Q09通常のタトゥーで上から重ねたいという相談には?
原則として、エフェメラルが十分に薄くなってから(おおむね退色レベル5〜6以降)の重ね彫りをおすすめしてください。エフェメラル側の色素はその後も少しずつ薄くなり続けるため、新しいタトゥーの色味やラインに一時的に影響することがある旨を事前に共有しておくと安心です。
Q10お客さまから「思ったより消えない」と言われた時、どう案内すればよいですか?
まず、消え方には大きな個人差があり、公式表記でも多くは2年以内、最大3年程度の幅があることをお伝えください。一定期間ほとんど変化がない場合は、施術時期・部位・デザインの太さ・体質・アフターケア状況を記録し、必要に応じて施術スタジオや代理店へ共有してください。赤み・かゆみ・痛み・盛り上がりなど皮膚症状がある場合は、自己判断せず皮膚科の受診をご案内してください。
Q11「日焼けして早く消したい」と聞かれたら?
日焼けやセルフピーリングで「狙って早く消す」はおすすめしないと案内してください。色ムラ・色素沈着・皮膚炎の原因になり得ます。むしろSPFで守ったほうが結果的にきれいに薄くなりやすい、という案内が安心です。
Q12妊娠中・授乳中のお客さまから問い合わせがあったら?
現状はお断りで案内してください。エフェメラルの臨床試験でも妊娠中・授乳中の方は対象外で、皮膚反応・感染リスクの観点からも他のタトゥー同様に施術は避けるのが一般的です。出産・授乳が落ち着いてからのご予約をご提案ください。
Q13インクの卸価格や仕入れ単位は?
卸価格・仕入れ単位・本数の目安などは、状況に合わせて日本公式代理店(当サイト運営・Dermart Inc.)の公式LINEから直接ご案内しています。お気軽にご相談ください。
Q14インクの仕入れ(卸)や講習の申し込みは?
アーティスト向けのインク卸・技術講習は、Ephemeral 日本公式代理店(当サイト運営・Dermart Inc.)で承っています。公式LINEからのご連絡のほか、サイトの取扱申請フォームからも申請できます。
FOR ARTISTS / 導入のご相談
エフェメラルインクを、
導入しませんか?
1〜3年ほどかけて自然に退色するインクの販売は、日本公式代理店(当サイト運営・Dermart Inc.)のみで承っています。 導入をご検討中のアーティスト・スタジオの方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。
READ NEXT / もっと知る
SOURCES / 一次情報
本ページの記載は、Ephemeral 公式の説明と、米国FDAのタトゥー・永久メイク情報を主な一次情報としています。各種研究の出典は完全解説ページの出典一覧にまとめています。
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