
タロット「死神」
たろっとしにがみ / Tarotto Shinigami / Tarot 'Death' (XIII)
タロット大アルカナ13番。終わりと変容。
意味・象徴
終わりと始まり変容・変化古い自己の死再生への門宿命
起源・由来
15世紀イタリア・ミラノで貴族遊戯として誕生したタロット(Tarocchi)の大アルカナ22枚の13番。19世紀末から20世紀初頭にかけて、Arthur Edward Waite(1857-1942)と Pamela Colman Smith(1878-1951)が制作した Rider-Waite-Smith デッキ(1909年初版)が現代タロットの図像規範となった。「白い馬に乗る黒い騎士の骸骨」「黒地に白薔薇の旗」が定型。
定石の組み合わせ
タロット「死神」+他のタロットカード(「世界」「運命の輪」など)
タロット「死神」+薔薇
タロット「死神」+馬
タロット「死神」+日没
構図上の役割
前腕・胸・背中・大腿に縦長中サイズ。Rider-Waite-Smith デッキの図柄を額縁ごとそっくり再現する構図が規範。フラットカラーでカード地の黄色・骸骨の白・旗の黒を強調。
蘊蓄
タロット占いで「死神」が出ても物理的死を意味しないというのは20世紀以降の人気占術の常識だが、これは Waite が著書『The Pictorial Key to the Tarot』(1910)で意識的に再解釈したもの。中世のタロットでは文字通り死を意味することが多かった。タトゥー界では「過去の自分を埋葬し新しく生まれ変わる」決意の徴として彫られることが多い。
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