ペンタグラム

ペンタグラム

ぺんたぐらむ / Pentaguramu / Pentagram

五芒星で、古代から続く秘儀のシンボルです。

意味・象徴

五元素(地・水・火・風・霊)守護・魔除けピュタゴラス学派の秘伝記号現代ウィッカ・異教信仰反転で悪魔崇拝(バフォメット)

起源・由来

五芒星は、紀元前3500年頃のメソポタミアの印章にすでに見られる。ピュタゴラス学派(前6世紀)が秘儀のしるしとして用いた。中世ヨーロッパでは、魔術書『ソロモンの鍵』(Clavicula Salomonis、13-15世紀)に魔除けの図形として載っている。19世紀のオカルト復興(Éliphas Lévi、1855『高等魔術の教義と祭儀』)で再び広まり、現代のウィッカ・ネオペイガニズムの中心的なしるしになった。

定石の組み合わせ

ペンタグラム+月相
ペンタグラム+蛇
ペンタグラム+蝋燭
ペンタグラム+ルーン
ペンタグラム+薔薇

構図上の役割

前腕・胸・背中・首筋に、中サイズで入れる。一筆書きの五芒星を円で囲んだ「ペンタクル(pentacle)」が、正位置の守護の形である。頂点が下を向く逆五芒星は、悪魔崇拝のしるしになる。黒のソリッドラインだけで描くのが定番である。

豆知識

Éliphas Lévi(1810-1875)が著作で「正位置(頂点上)の五芒星は善・人間の精神支配を、逆位置(頂点下)は悪・物質界の獣性支配を表す」と定式化した。これが現代の「五芒星=善/悪」の二項対立を生んだ。中世以前は向きが決まっておらず、純粋に守護のしるしだった。

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