滝夜叉姫

滝夜叉姫

たきやしゃひめ / Takiyasha-hime / Princess Takiyasha

がしゃどくろを呼び出す、平将門の娘の妖術使いです。

意味・象徴

怨念・妖術反逆女性の怨霊美

起源・由来

平将門の三女・五月姫が貴船神社丑の刻参りで妖術を授かり、相馬の古内裏で大髑髏(がしゃどくろ)を呼び出す。代表的な絵は歌川国芳『相馬の古内裏』で、歌舞伎では『忍夜恋曲者』に登場する。

定石の組み合わせ

がしゃどくろ(大髑髏)
古内裏
巻物
蝦蟇仙人

構図上の役割

背中一面に入れる、物語のある構図に向く。巨大な髑髏を背景に、妖術を放つ姫の姿を描く。

豆知識

水木しげるの「がしゃどくろ」は、国芳の浮世絵『相馬の古内裏』を元に1960-70年代に名付けられて広まった、現代の妖怪だという説が有力である。江戸期には「巨大な髑髏の妖術」とのみ呼ばれていた。

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