雄鹿

雄鹿

おじか / Ojika / Stag

ケルトのケルヌンノス神。森の王。

意味・象徴

森・自然の王者ケルト神ケルヌンノス(角ある神)高貴再生(角の毎年抜け替わり)魂の運び手

起源・由来

鉄器時代ケルト神話の角ある神ケルヌンノス(Cernunnos)を起源とし、紀元前1世紀のグンデストルップ大鍋(デンマーク出土)に刻まれた。中世ヨーロッパでは聖ヒューベルトゥス・聖エウスタキウスの伝説(角の間に十字架を見る雄鹿)でキリスト教化された。20世紀のスコティッシュ・ハイランド・カントリーマンの紋章として復活し、現代タトゥーで自然主義・新異教信仰の象徴となった。

定石の組み合わせ

雄鹿+ケルト編
雄鹿+十字架(聖ヒューベルトゥス)
雄鹿+森
雄鹿+満月
雄鹿+ルーン

構図上の役割

胸・背中・上腕・大腿の大〜中サイズ。横向き立ち姿勢で大きな枝角を広げた構図、または頭部のみのポートレート。黒灰のリアリスティック処理、または幾何文様化したジオメトリック様式。

蘊蓄

グンデストルップ大鍋(前150-前1世紀、銀製、内側28cm深さ42cm)に描かれたケルヌンノスは、トルク(首輪)を持ち、雄鹿の角を生やし、足を組んで座る姿で、ケルト宗教研究の最重要遺物。スコティッシュ・ハイランドの12ポイントの枝角を持つ巨大雄鹿は「Monarch of the Glen(峡谷の王)」と呼ばれ、19世紀の Edwin Landseer 絵画(1851)以来の自然主義タトゥーの原型。

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