獅子(紋章)

獅子(紋章)

しし(もんしょう) / Shishi (Monshō) / Lion (Heraldic)

百獣の王。王権と勇気の紋章獣。

意味・象徴

王権・支配勇気・武勇イングランド王家の徴(三頭のライオン)聖マルコ(翼ある獅子)ユダヤのライオン(ダビデの系譜)

起源・由来

古代メソポタミア・古代エジプトの王権象徴を起源とし、中世ヨーロッパ紋章学(heraldry、12世紀以降)で「rampant lion(前足を上げて立ち上がる獅子)」がイングランド・スコットランド・ベルギーなど多くの王家の徴となった。20世紀タトゥーでは紋章様式とリアリスティックな野生獅子の両系統が並存し、Christian Audigier(Ed Hardy ブランド)が2000年代にライオン・ポートレートを爆発的に流行させた。

定石の組み合わせ

獅子+王冠
獅子+盾
獅子+紋章バナー
獅子+羊(聖書の調和)
獅子+十字架

構図上の役割

胸・背中・上腕・大腿の大〜中サイズ。紋章様式は2D 側面の立ち上がり姿勢、リアリスティック様式は3/4側面の頭部ポートレート。

蘊蓄

和彫りの「唐獅子」(中国経由の仏教霊獣・牡丹と組む阿吽の対)と、洋彫りの heraldic lion(メソポタミア・ヨーロッパ系の王権紋章獣)は、共通の祖(メソポタミアのライオン王権)を持ちながら、東西で全く異なる象徴体系に発達した姉妹モチーフである。

同じカテゴリ / 動物(洋)カテゴリ一覧を見る →