
熊
くま / Kuma / Bear
母性と剛力を表す、北方民族の聖獣です。
意味・象徴
剛力母性・家族の守護(牝熊)勇気・戦士の徴(北欧 berserker)知恵冬眠=再生
起源・由来
古ヨーロッパ・北方民族(ケルト、ゲルマン、サーミ、シベリア諸民族)の、最も古い聖獣の一つである。古ノルド語の戦士集団 berserker(「熊の毛皮を着た者」、ベルセルクの語源)は、熊の毛皮を纏って狂戦士になったとされる(9-11世紀のヴァイキング・サガ)。20世紀の北米のタトゥー文化では、グリズリー・ベア、コディアック、ブラックベアなど、その土地の野生の熊の図柄が広く彫られた。
定石の組み合わせ
熊+鮭(捕食)
熊+山
熊+ルーン
熊+部族紋様
熊+星座(北斗七星)
構図上の役割
背中全面・上腕・太ももに入れる、大きな作品である。立ち上がって威嚇する姿か、横向きに歩く姿を写実的に描く。黒と灰色のグレースケールか、部族の様式の幾何学模様で表す。
豆知識
「Arctic」「Arctos」(北極・北方)の語源は、古代ギリシャ語の arktos(熊)である。北極圏の象徴星座「大熊座(Ursa Major)」と北極星の位置関係から「熊のいる方角=北」となった。タトゥーで熊を彫ることには、語源の上で、無意識のうちに「北方への帰属」を示す意味が含まれる。
同じカテゴリ / 動物(洋)カテゴリ一覧を見る →
タトゥーの意味をもっと知る