蜘蛛(ブラック・ウィドウ)

蜘蛛(ブラック・ウィドウ)

くも(ぶらっく・うぃどう) / Kumo (Burakku Widō) / Spider / Black Widow

毒を持つ黒寡婦蜘蛛で、誘惑と死の危険をあわせ持つ女性の象徴です。

意味・象徴

致命的な女性性(ファム・ファタール)罠・誘惑毒・危険運命を紡ぐ者(ギリシャのモイラ)アウトサイダー

起源・由来

Latrodectus(ゴケグモ属)のうち、北米原産のクロゴケグモなどの通称「Black Widow(黒寡婦)」は、交尾後に雌が雄を食べることから命名された(19世紀末の昆虫学)。20世紀の film noir 映画(特に Billy Wilder『深夜の告白』1944)で、「ファム・ファタール」(男を破滅させる女)のたとえとして定着した。Bettie Page タイプのピンナップ、ヘビーメタル、Goth サブカルチャーで体に彫られるようになった。腹部の下側にある赤い砂時計の模様が、この蜘蛛の目印である。同じゴケグモ属のセアカゴケグモなどにも、似た模様がある。

定石の組み合わせ

黒寡婦蜘蛛+蜘蛛の巣
黒寡婦蜘蛛+薔薇
黒寡婦蜘蛛+頭骨
黒寡婦蜘蛛+砂時計
黒寡婦蜘蛛+"FEMME FATALE"バナー

構図上の役割

前腕・首筋・鎖骨・胸に、小〜中サイズで入れる。8本脚を広げた正面構図で、腹部の赤い砂時計マーク(クロゴケグモの実在のしるし)を強調する。全体を黒のソリッドで塗り、砂時計だけを赤にする。

豆知識

クロゴケグモの神経毒は、ガラガラ蛇の15倍の効力を持つが、注入量が少ないため成人男性の致死率は低い。雌が雄を食べる行動は人工飼育下での観察で誇張された側面があり、自然界では雄の半数以上は逃げ延びる。象徴としての話と生物学的な事実の差が大きい、モチーフの一つである。

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