
髑髏と骨
どくろとほね / Dokuro to Hone / Skull and Crossbones
海賊旗ジョリー・ロジャーの図柄で、死と無法のしるしです。
意味・象徴
海賊・無法死の警告(毒物表示)戦闘での死闘覚悟反逆プラハの聖アグネスの教会装飾(中世)
起源・由来
17-18世紀のカリブ海賊が黒地に白の髑髏と交差骨を描いた旗「Jolly Roger」を掲げて獲物船を威嚇した(1700年頃の Edward Teach "Blackbeard"、Bartholomew Roberts らの記録)。これとは別に、中世ヨーロッパの墓地装飾・骨堂(ossuary)でも、髑髏と交差骨は広く死のしるしだった。20世紀のタトゥーでは両者が合わさり、海賊らしさとメメント・モリの二つの意味を持つ。
定石の組み合わせ
髑髏と骨+海賊旗
髑髏と骨+"POISON"の文字
髑髏と骨+蛇
髑髏と骨+砂時計
髑髏と骨+短剣
構図上の役割
前腕・胸・背中に中サイズで入れる。髑髏を正面に置き、その下にX字に交差させた大腿骨を配するのが基本の構図である。黒のソリッドと白抜きで、明暗の差を強く出すのが伝統である。
豆知識
「Jolly Roger」の語源は諸説あり、悪魔の俗称 "Old Roger" 説、フランス語 "joli rouge(美しい赤)"=血染め旗説などがある。米軍 SEAL Team 6 や戦車部隊が現代でも非公式紋章として継承する。19世紀以降、毒物・劇薬の警告ラベルにも採用され、現在は ISO の国際標準になっている。
同じカテゴリ / 髑髏・死の意匠カテゴリ一覧を見る →
タトゥーの意味をもっと知る