
セイラーズ・グレイヴ
せいらーずぐれいゔ / Seirāzu Gureivu / Sailor's Grave
海中に没した墓標。海で死んだ仲間への鎮魂。
意味・象徴
海で死んだ仲間への追悼メメント・モリ船乗りの宿命深淵への帰還
起源・由来
19世紀末から20世紀初頭、海難で失われた仲間を悼む船乗りのタトゥーとして広まった。海底に沈んだ十字架の墓標、絡みつく海藻、骸骨、難破船、燭台などを組み合わせた追悼意匠で、Sailor Jerry のフラッシュにも複数バリエーションが残る。「Forget Me Not」「In Memory」のバナーが添えられる。
定石の組み合わせ
セイラーズ・グレイヴ+海藻
セイラーズ・グレイヴ+骸骨
セイラーズ・グレイヴ+難破船
セイラーズ・グレイヴ+"In Memory"バナー
構図上の役割
上腕・胸・背中の中型ピース。海面(または海底)に沈む木製十字架の墓標を中心に、波・気泡・海藻を周囲に配する。青と緑の寒色+墓標の茶+骸骨の白で構成。
蘊蓄
「魂が海底に永遠に留まる」海葬の宗教観は、地上墓地に埋葬されないことへの宗教的不安を伴った。船乗りタトゥーには、せめて身体表面に墓標を刻むことで「自らが墓を背負って航海する」覚悟を示す機能があった。和彫りには直接対応するモチーフは存在しない。
同じカテゴリ / トラディショナルカテゴリ一覧を見る →