
黒豹
くろひょう / Kurohyō / Panther
唸る黒豹で、50年代の男らしさのアイコンです。
意味・象徴
獰猛・力男性性保護者・守護暗闇の中の眼力復讐心
起源・由来
1940-50年代のアメリカで、戦地から帰還した兵士たちの、中年の男らしさを表すアイコンとして爆発的に流行した。Amund Dietzel(1891-1973、Milwaukee)の図像帳に多く残り、Bert Grimm が西海岸でくり返し彫って広めた。黒豹は実在の種ではなくジャガー・ヒョウの黒色変異だが、タトゥーでは独立した架空動物のように扱われる。
定石の組み合わせ
黒豹+短剣
黒豹+薔薇
黒豹+蛇
黒豹+"crawling panther"単独
構図上の役割
「crawling panther(這う黒豹)」が古典的な構図で、前腕・上腕・肩甲骨のあたりを斜めに横切る、細長い形で入れる。全身黒の塗りつぶしと、口中の赤・牙の白・爪の赤い血のしぶきがアクセントになる。
豆知識
1950年代後半、若者の不良文化(biker gang、greaser)と結びつき、「アウトサイダー男性性」のアイコンとなった。1990年代に Ed Hardy の後の世代が「Neo-Traditional」リバイバルの主役として復活させ、今の Old School ブームの中心的なモチーフになっている。和彫りの「虎」と象徴としての意味(剛・地の王)は重なるが、黒豹は孤独・夜・地下のニュアンスを担う点で異なる。
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