
砂時計
すなどけい / Sunadokei / Hourglass
落ちる砂は戻らぬ時。生の有限性。
意味・象徴
時の経過・有限性メメント・モリ人生という流砂宿命の不可逆性忍耐
起源・由来
8世紀フランク王国の発明とされる砂時計が、14世紀のヨーロッパ船舶で時間計測道具として普及。同時期のヴァニタス絵画で「時の有限性」の象徴となり、髑髏と並ぶメメント・モリの定番図像となった。20世紀タトゥーでは Grim Reaper、髑髏、墓標と組み合わされる中型モチーフ。
定石の組み合わせ
砂時計+髑髏
砂時計+死神
砂時計+翼(Tempus fugit)
砂時計+蝋燭
砂時計+"Time Waits For No One"の文字
構図上の役割
前腕・上腕・胸に縦長中サイズ。木枠+ガラス+砂の三層を、上下対称の砂で表現。横から翼が生えた「飛び去る時間(tempus fugit)」の形も伝統。
蘊蓄
ラテン語 "Tempus fugit"(時は逃げ去る)はウェルギリウス『農耕詩』(紀元前29年頃)3.284 の "fugit irreparabile tempus" の改変で、現代タトゥーでも頻出する。砂時計が縦に立つことは、ある瞬間に砂が一粒も上下に動かない静止点を含意し、これが「死」の表象に転化した。
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