ハートとバナー

ハートとバナー

はーととばなー / Hāto to Banā / Heart with Banner

愛する者への忠誠を表す、"MOM"バナーの原型です。

意味・象徴

愛・献身母への孝心恋人・配偶者への忠誠誓い失われた愛(黒バナー)

起源・由来

19世紀末から20世紀初頭のアメリカ東海岸港町で、水兵が母や恋人の名をバナーに記して胸に彫る慣習として広まった。第二次大戦期(1941-1945)に、ハワイ・ホテルストリートの Sailor Jerry のスタジオで爆発的に広まった。「MOM」「DAD」の文字や「ETHEL」などの女性名が、出征する兵士にとって象徴的なお守りになった。

定石の組み合わせ

ハート+"MOM"
ハート+短剣
ハート+薔薇
ハート+翼(飛翔するハート)
ハート+鍵
ハート+燕

構図上の役割

上腕・前腕・胸に、小〜中サイズで入れる。赤いハートの上にリボン状のバナーをかけ、黒の太い縁取りと赤・黄・緑の三色で塗るのが定番である。

豆知識

第二次大戦の徴兵検査では「胸に "MOM" タトゥーがある者は精神的に安定している」と非公式に判断されたという軍医の聞き取り記録がある。逆に「彼女の名を彫った兵士はほぼ全員、復員時にはその女が別の男と結婚していた」というジンクスがあった。そのため Sailor Jerry は若い水兵に「MOM以外の女の名は彫るな」と説いたと、弟子の Don Ed Hardy が証言している。

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