邪視(ナザール)

邪視(ナザール)

じゃし(なざーる) / Jashi (Nazāru) / Evil Eye (Nazar)

青いガラスの目玉。視線の呪いを跳ね返す。

意味・象徴

邪視(嫉妬の視線)からの守護魔除け守護嫉妬の自覚と防御幸運

起源・由来

古代メソポタミア・古代エジプトに遡る「邪視(evil eye)」信仰。他者の嫉妬の視線が災いをもたらすという観念に対し、青いガラスの目玉「ナザール・ボンジュー(nazar boncuğu)」を護符として用いる慣習がトルコ・ギリシャ・中東で発達。19-20世紀の移民を通じて欧米に流通し、現代タトゥーで頻出する小型守護モチーフとなった。

定石の組み合わせ

邪視+ハムサ
邪視+星
邪視+月
邪視+蛇
邪視+蹄鉄

構図上の役割

前腕・首筋・指・耳裏に小サイズ。同心円の目玉構造(外側から濃青→水色→白→黒の瞳)を正面で描く。青のフラットカラーが規範で、黒輪郭で囲む。

蘊蓄

トルコ国内では現在も実用魔除けとして家庭・店舗・自動車に1〜数十個のナザール・ボンジューが吊るされる。「目が割れたら役目を果たして災いを吸収した徴」とされ、新品と交換される。タトゥーでは「割れない目」として永続的な守護を求める意味が強調される。

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