達磨

達磨

だるま / Daruma / Bodhidharma / Daruma

忍耐と不屈、七転び八起き。

意味・象徴

忍耐・不屈開運・再起

起源・由来

中国禅宗の祖・菩提達磨(ボーディダルマ、5-6世紀の南インド出身の僧)が嵩山少林寺で9年間面壁参禅した故事に由来。手足が無い縁起だるまの造型は長年の坐禅で手足が朽ちたという伝説に加え、群馬・高崎の少林山達磨寺で江戸中期に始まった「転ばない起き上がり達磨」(七転び八起き)の張子玩具に由来する。日本では白隠慧鶴(江戸中期の臨済宗中興)の達磨図が大流行し、彫物下絵の典拠となった。

定石の組み合わせ

坐姿
片目入り達磨
禅画賛

構図上の役割

抜き彫り・小面積・ワンポイントでも成立。背中・上腕の中型主題では、面壁参禅の側面像か、正面睨みの上半身像で配する。色は朱(達磨衣)・墨を基調に、眼を金白で起こす。

蘊蓄

「片目だけ墨を入れる」風習は、願掛け時に左目(向かって右)を入れ、成就したら右目(向かって左)を入れる。これは選挙や商売で現代も続く。白隠の禅画達磨に書かれた「直指人心 見性成仏」は禅宗の核心句で、彫物の賛にも引用される。

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