帆船

帆船

はんせん / Hansen / Clipper Ship

大航海と人生の航路を表し、背中や胸を飾る大きな図柄です。

意味・象徴

大航海・冒険人生という旅路ホーン岬通過の証帰郷への航路野心

起源・由来

19世紀中葉の米国クリッパー船時代(1845-1875頃)に水兵が彫り始めた。フルセイル(すべての帆を張った状態)で波頭を切るクリッパー船の図柄は、典型的な構図である。Sailor Jerry が「Homeward Bound」「Sailor's Grave」の文字と組み合わせて完成させた。Cap Coleman、Bert Grimm も多くのバリエーションを残した。

定石の組み合わせ

帆船+"HOMEWARD BOUND"バナー
帆船+燕
帆船+灯台
帆船+羅針盤
帆船+日輪
帆船+墓標(Sailor's Grave)

構図上の役割

背中一面・胸全面・上腕に入れる、大きな作品が伝統である。水平線と日没・日の出を背景に、波頭を白で抜き、帆を黄〜赤のグラデーションで染める。

豆知識

南米最南端のホーン岬(Cape Horn)を西から東へ回った水兵には、左耳の金のピアスが許されたという伝承がある。「Hold Fast」の指のタトゥーに加えて、フルリグの帆船を彫る権利も得たという。和彫りには「南蛮船」「黒船」を描いた幕末錦絵があるが、刺青モチーフとしては定着しなかった。

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