
ケルティック・クロス
けるてぃっく・くろす / Kerutikku Kurosu / Celtic Cross
輪を組み込んだケルト系の十字架で、アイルランドの精神のしるしです。
意味・象徴
アイルランド系・スコットランド系の出自キリスト教+ケルト土着信仰の融合永遠(輪)ケルティック・アイデンティティ
起源・由来
5-12世紀のアイルランド・スコットランドで建立された石造の High Cross(高十字架)が原型である。聖パトリック(385-461頃)がアイルランドにキリスト教を伝えた際、土着の太陽信仰の円環を十字架と組み合わせて、受け入れられやすくしたと伝えられる。20世紀には、アイリッシュ系・スコティッシュ系アメリカ人や北アイルランド系の移民の間で、自分たちのルーツを示す象徴として広まった。
定石の組み合わせ
ケルティック・クロス+ケルト編
ケルティック・クロス+三葉草
ケルティック・クロス+ハープ
ケルティック・クロス+家紋
構図上の役割
前腕・上腕・背中に、縦長の中くらいの大きさで入れる。十字の中心に輪を巡らせ、四隅をケルトのインターレース(編み紐文様)で飾る。黒の輪郭線が主体で、緑・青をアクセントにする。
豆知識
1990年代以降、ケルティック・クロスは一部の白人至上主義団体に流用された。そのため欧米のタトゥーでは、どういう意味で彫るのかを確かめる必要がある意匠の一つになった。本来はこうした団体とは無関係の、アイルランド・スコットランド系のキリスト教の遺産であり、使われ方しだいで意味が大きく変わる。
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