アヌビス

アヌビス

あぬびす / Anubisu / Anubis

犬頭のミイラ作りの神。冥界の案内者。

意味・象徴

死者の守護冥界の案内者ミイラ作り(防腐術の神)魂の秤量者守護者

起源・由来

古代エジプト最古の冥界神の一人で、ジャッカル(または野犬)の頭を持つ人身像。死者の心臓と真理の羽根を天秤にかけて魂を秤量する役(『死者の書』第125章「真理の広間」)。ツタンカーメン墓(前14世紀)から発見された木製アヌビス像が現代の図像規範を決定。

定石の組み合わせ

アヌビス+天秤
アヌビス+アンク
アヌビス+ピラミッド
アヌビス+ホルスの目
アヌビス+スカラベ

構図上の役割

背中・上腕・大腿の大型ピース。立ち姿勢、または玉座に座る正面構図。黒い犬頭、金の頸飾り、白の腰布の組み合わせが規範。

蘊蓄

古代エジプトの墓地は砂漠の縁にあり、夜になると野犬・ジャッカルが死体を掘り起こす実害があった。アヌビスはこれら屍肉食動物を守護者へ「神格化=懐柔」した神とされる。シリウス星が夜空に昇る7月のナイル増水期に重要儀礼が行われ、シリウス=アヌビスの星の家との関連も指摘される。

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