オールド・イングリッシュ

オールド・イングリッシュ

おーるどいんぐりっしゅ / Ōrudo Ingurisshu / Old English Blackletter

ゴシック書体で、新聞の題字やギャングの文字に使われます。

意味・象徴

伝統・古典重厚さローライダー・チカーノ系ギャング・カルチャーヘヴィメタル・パンク中世のグーテンベルク聖書(活字史)

起源・由来

中世後期の手書きの写本の書体「Textura Quadrata」(13-15世紀)に由来し、グーテンベルク聖書(1455年)で活字になった。20世紀のアメリカで新聞の題字(New York Times のロゴなど)に使われ、「厳粛・伝統」のイメージが定着した。1970年代以降、ロサンゼルスのチカーノ・ローライダー文化、刑務所内のタトゥー、ヘヴィメタルのバンドロゴで再び広まった。今では、タトゥーの代表的な書体になっている。

定石の組み合わせ

Old English+名前
Old English+家族・故人の名前
Old English+格言(Latin)
Old English+ピンインのチカーノ名
Old English+郵便番号(地元の area code)

構図上の役割

胸・腹・前腕・首筋・指の関節に、横長で入れる。1文字の大きさは1cm-15cm と、幅広い。太い縦線、細い横棒、装飾的なセリフ(文字の端の飾り)が定番である。黒のソリッドだけで描くのが伝統である。

豆知識

ロサンゼルス東部のチカーノ・ローライダー文化で「Cholo(チョロ)スタイル」と呼ばれる典型的な書体である。家族の姓・地区名・故人の追悼を Old English で前腕や腹に彫る習慣が、1970年代から続いている。Boyz n the Hood(1991映画)、American Me(1992映画)で、この文化が世界中の人の目に触れた。

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