ジオメトリック・マンダラ

ジオメトリック・マンダラ

じおめとりっく・まんだら / Jiometorikku Mandara / Geometric Mandala

幾何学的な同心円で、瞑想と宇宙のしるしです。

意味・象徴

宇宙の調和・全体性瞑想・自己統合対称性の美サイケデリック・スピリチュアリティサンスクリット「円」

起源・由来

もとは、インド・チベット仏教の伝統的なマンダラ(曼荼羅、サンスクリット「円」)である。1960-70年代の欧米のカウンターカルチャー(特に Carl Jung『心理と錬金術』1944、ヒッピー文化、ヨガ・ブーム)が、これを霊性を表す図として取り入れた。2010年代のドットワーク・タトゥーの技法(Xed LeHead, Thomas Hooper らが先導)で、体に彫られるようになった。今では、ジオメトリック・サクレッド・ジオメトリーの代表的なジャンルになっている。

定石の組み合わせ

ジオメトリック・マンダラ+蓮
ジオメトリック・マンダラ+月相
ジオメトリック・マンダラ+花
ジオメトリック・マンダラ+星座

構図上の役割

背骨に沿った部分・胸・肩甲骨のあたり・太もも・前腕に、円形の中〜大サイズで入れる。同心円状に層を重ね、各層に放射対称の幾何文様を配する。黒のソリッドと、点で陰影をつけるドットワークだけで描くのが定番である。

豆知識

伝統的なチベットの「砂マンダラ」は、僧侶が数週間かけて手で砂を置いて描き、儀礼の後に必ず壊して川に流す。「無常」の象徴である。これを消えない肌に彫る欧米の習慣は、本来の仏教の「無常」の考え方と矛盾する。そのため、文化の盗用ではないかという議論がある。和彫りの伝統には、「曼荼羅」を全身に彫る古い例(特に修験道の行者の儀礼)がある。東と西で、「マンダラ」の意味や役割が違う。

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