Cinnabar
しゅ

朱(辰砂)

しゅ / Cinnabar / Cinnabar / Vermilion

20世紀に赤の定番だった硫化水銀で、毒性のために使われなくなりました。

属性

正体
硫化水銀(HgS)=水銀化合物
歴史
鮮やかな朱色で、20世紀の赤インクの主役だった
問題
アレルギー・肉芽腫が最も多い色だった

解説

かつて赤の定番だった鉱物由来の色材で、その正体は水銀化合物(硫化水銀)です。鮮やかな朱色を出せました。ただ、赤は他の色よりアレルギーや肉芽腫(異物のまわりにできるしこり)の報告が多く、水銀の毒性も明らかになりました。そのため、現代では使われなくなりました。

豆知識

現在の赤は、酸化鉄やアゾ・キナクリドンなど水銀を含まない色材に置き換わっています。

安全性(インク安全性センター)

CI 番号名前REACH 上の扱い索引
CI 77766朱(硫化水銀)Mercuric Sulfide (Cinnabar)上限のある金属を含む索引で見る
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